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WOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」舞台挨拶付き試写イベントの感想

先日、WOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」舞台挨拶付き試写イベント
に参加させていただきました。社会派ヒューマンサスペンスということで
楽しみに恵比寿ガーデンプレイスまで出かけました。この日は舞台挨拶
を拝見、拝聴した後、第1話無料放送の分を拝見させていただきました。

恵比寿ガーデンプレイス2.jpg

実際の事件が下敷きになっているお話かな?ということで、どきどきして 試写しました。感想が長くなってしまいました。最後に付した第1話目内容を御覧いただいた方がわかりやすいかもしれません。すみません。
「空飛ぶタイヤ」にご興味をお持ちの方は、WOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」のサイトか、 ------以下の記述で第一話ストーリーをご覧ください。お願いします。

わたしの感想は・・・見終わって直後に、少し元気になれました。
「弱い者は泣き寝入り」以外の道もあり、それは、当たり前のようですが、
地道な調査による証明と、人との助け合いによる問題解決への努力に
より可能になるもので、八方塞がりに見える状況でも問題解決は不可能
ではないのだなと思えました。生きる勇気のようなものを感じました。

見ながら、まず
(ドラマの中で、車を作った会社がまず事故調査を依頼されるのですが)
車を作った会社が事故調査して公平にできるの?という最初の疑問が
湧き、ずっとひっかかっていました。見ていくと、やはり公平にはいかない
ことがはっきりしてきました。

見終わって直後
☆地道な調査による証拠集め、立証と
(この場合はおそらく同じような事例を見つけ、立証すること)
そのために
☆実務的にも、心が折れないようにするためにも、助け合いが
大切で、その二つが、当たり前のようだけれど、問題解決への道であるの
だなと思いました。
ただ、立証可能な証拠の残るものならばであって、現行犯逮捕しか できないものは組織で隠蔽されれば手をだせない・・とも思いました。

次に後から想い出して面白いなと思った点は
主人公の一本気な、相手側にぶつかっていく行動が、相手側内部で
道を修正しようという(相手は内部保身が目的だが)動きに、図らずも、
つながっていきそうな流れになった所が、面白かったです。
相手側内部の体質がかわることが大切と考えると、一見無駄に見える
相手への正面突破の再調査依頼の努力も、結果的に思わぬ所で内部
での自浄作用につながっていく事もあり、まるで無駄骨折りではないの
だなと思えて嬉しかったです。

舞台挨拶では國村隼さんが、
「誰でも一度くらい、理不尽な目には、あってきているので、このドラマは
誰がみても、共感できると思います」というようなことを言われていたのが
とても印象に残りました。
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サイトに記載されていた
★3/29(日)、4/4(土)に無料放送される第1話目のストーリーは以下です。

運送会社社長の赤松(仲村トオル)は、自社トレーラーのタイヤ脱輪に よる死傷事故が原因で警察から執拗な捜査を受ける。家族も周囲から 孤立し、仕事も激減するが、社員の適切な整備を信じて事故の再調査 を訴える。
一方、ホープ自動車の沢田(田辺誠一)は赤松の依頼を機に、常務の 狩野(國村隼)を筆頭とした、リコール隠しのための秘密会議(T会議)が 社内に存在する事を知る。
そして系列のホープ銀行では調査役の井崎(萩原聖人)がホープ自動車 への甘い稟議を求められていたが、友人の記者・榎本(水野美紀)から ホープ自動車内に疑念があることも知らされており、判断出来ずにいた。 そんな時、赤松運送にまた一つ大手の取引先から取引停止の連絡が入り…。

CAST
仲村トオル、田辺誠一、萩原聖人、水野美紀、ミムラ、袴田吉彦、柄本佑、
甲本雅裕、相島一之、尾野真千子、遠藤憲一、本上まなみ、西岡徳馬、
戸田菜穂、大杉漣、國村隼 他

また、同サイトによると、原作
「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞するなど、数々の話題作で知られる
池井戸潤。銀行出身の知識を生かした経済小説や、徹底した取材による
リアリティで幅広いジャンルを手掛ける実力派の作家であり、本作「空飛ぶ
タイヤ」は、テーマや構成、リーダビリティの巧みさなどが評価され、第136回
直木賞の候補にもなった話題作である。
私はこの原作本、また、この作者の本を読んでみたいなと思いました。

空飛ぶタイヤ(Jノベル・コレクション) (Jノベル・コレクション)

空飛ぶタイヤ(Jノベル・コレクション) (Jノベル・コレクション)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本


江戸川乱歩賞 受賞作はこちらです。

果つる底なき (講談社文庫)

果つる底なき (講談社文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 文庫


イベント後、外にでると、ホールのすぐ横に有名なレストラン「ジョエル・ロブション」
が見えました。外からですが、夜景見学してきました。中はシャンデリアがあり、
華やかな感じでした。
ジョエル・ロブション1.jpg
ジョエル・ロブション4.jpg




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コメント 6

zenjimaru

このドラマはM自動車製のトラックのタイヤがはずれて
お母さんと二人のお子さんが事故に遭った事件ですよね
事故原因がどこにあるか、責任はだれか、実証が難しく
このような事件は誰もが被害者になる可能性があるので
他人事と思えません
by zenjimaru (2009-03-21 23:57) 

duke

最近田辺君が好きなので、みてみようかな?^^
by duke (2009-03-22 18:40) 

yukimi

みてみたい!!!
by yukimi (2009-03-23 15:33) 

香雪蘭

理不尽さを題材にした作品なのですね。
現実にあった出来事をベースにしていそうですし、
何となく気になる作品になりそうです。
by 香雪蘭 (2009-03-23 21:22) 

gyaro

國村隼さんが大好きです♪
そして、脚本は「人間の証明」を執筆された前川洋一さんと
知って、これはますます見てみたくなっちゃいました!
羨ましいです!
by gyaro (2009-03-24 12:41) 

miyoko

zenjimaruさま
そうですね。本当に他人事とは思えません。
こわい事故、事件ですね。
ご訪問とnice! どうもありがとうございます。

dukeさま
田辺君、舞台挨拶してくださいまいた~☆話し方が知的な感じがしました。
田辺君の役どころは、何というか、ちょっと複雑な表現が必要なのかな~
と思いました。おもしろいかも・・しれません。^^
ご訪問とnice! どうもありがとうございます。

yukimiさま
私も、見てみたいです!!でも、WOWOWと契約していない。。^^;
ご訪問とnice! どうもありがとうございます。

香雪蘭さま
私も気になってます。
できたら、見たいです~。見たら元気をもらえそうです。。
ご訪問とnice! どうもありがとうございます。

gyaroさま
國村隼さん、話されていることに説得力を、言葉にセンスを感じました。
舞台挨拶付き試写イベントに参加できて、ホント良かったです~☆
ご訪問とnice! どうもありがとうございます。

ご訪問とnice! くださったみなさま
どうもありがとうございます。♪♪

by miyoko (2009-03-25 13:53) 

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